ツタロックフェス2024 Day2

フェス

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幕張メッセにて2024年3月23日および24日、ツタロックフェス2024が開催されました。
私はDay2、24日のみ参戦。

昨日23日はしっかり仕事して、本日から二連休!

最後まで満喫して帰る気満々でスケジュールできたの我ながら天才すぎる。

しっかり7時間の睡眠を確保し、万全の体調で幕張メッセへ向かう準備を開始。

自宅から幕張メッセまではおよそ2時間。

満員電車に揺られつつもちゃっかり座席に座れたりと乗り換えも大きなミスなく、11時前に無事到着。

Day2タイムスケジュール

PEOPLE1

1月のアリーナワンマン以来のPEOPLE1で、わたしのツタロがついに開幕~!

セットリスト

1.鈴々
2.DOGLAND
3.銃の部品
4.魔法の歌
5.新訳:東京
6.新訳:スクール!!
7.ハートブレイク・ダンスミュージック
8.高円寺にて

音楽を楽しもうと気楽に奏でる彼らだからこそ、どの曲が始まっても、会場の雰囲気を一気にピポ色に染め上げる独自の世界観がどんどん広がっていく感覚が心地いい。

初めは立ち見の観客も次第に手を上げ、体を揺らし音に乗り始める様子が後ろから見ていてなんとも誇らしい。

Deu氏とIto氏が入り乱れるようにメインボーカルとして場内を盛り上げるなか、Takeuchiの力強いドラムは健在。

それだけに、後半のスピーカーの不調が惜しすぎる。

ラストと宣言してからの『ハートブレイク・ダンスミュージック』では歓声が上がり、会場全体がうねっていた。

PEOPLE1の後はLaura day romanceを見る予定だったが、トイレの我慢が出来ず、意を決して長蛇の列に並んでみると、場所が悪かったのか個室ひとつという女子トイレ。

…もったいない時間を過ごしてしまった。

そうそうに昼食タイム

Laura day romanceを諦めて腹ごしらえへと切りかえ、早くも昼食。

※ひとかけら食べてしまってからの写真ですが、肉厚で美味しかったです。

牛タン串

Cody・Lee(李)

ほぼノー予習で臨んだが、音の彩度の高さに驚いた今回初めましてのCody・Lee(李)。

セットリスト

1.キャスパー
2.異星人と熱帯夜
3.烏托邦
4.悶々
5.イエロー
6.初恋・愛情・好き・ラヴ・ゾッコン・ダイバー・ロマンス・君に夢中!!

『我爱你』が聴けなかったのは非常に残念だが、これが次回へと繋がるきっかけとなった気がする。

またフェス等で機会があれば『我爱你』リベンジしたい!

色鮮やかかつ、それぞれが主張を譲らない音のぶつかり合いのようにも感じる不思議な雰囲気。

音の鮮やかさから視認できる限り、6ピースバンドなのだろうか?女性コーラスの絶妙なハモリも美しい。

メンバー構成が気になる…(ということで検索)

高橋響(Vo.Gt.)/力毅(Gt.Cho.)/ニシマケイ(Ba.Cho.)/原汰輝(Dr.Cho.)

大学の友人が集い2018年に結成されたという。
サポートメンバーがいるのだろうか。

アルバム【生活のニュース】リード曲『我愛你』(私が唯一予習した曲)のMVが台湾・アメリカを中心に世界中で話題を呼び、900 万再生を突破した。僅か5.6年で飛躍的に認知度を高めているようだ。

生で体感したからこそ、Cody・Lee(李)はさらに広がってゆくと確信した。

Wurts

こちらも今回初めてのアーティスト、Wurts。

セットリスト

1.コズミック
2.ふたり計画
3.リトルダンサー
4.SF東京
5.BOY MEETS GIRL
6.NERVEs
7.Talking Box
8.わかってないよ

曲間でも「かわいいよー!」とウサギへのコメントが数多く飛び交う。
MCでも「めちゃめちゃ褒めるじゃん」と笑いを誘う。

緻密な音の重なりとEDMを彷彿とさせるダイナミックな音楽に1曲目から惹き込まれた。

お昼どきながら、かなりの動員数を肌で感じつつ、場内後方から初Wurts。

Wurtsの、帽子を深く被り目の周りのみ穴を開けて顔を隠すスタイルとキャッチーなウサギが印象的。

そしてこれがWurtsのトレードマークでもある。

ウサギがこんなにも全面に押し出されるバンド・アーティストが未だかつていただろうか(笑)

ラストに披露された代表曲『分かってないよ』では大合唱が起きるとともに、Wurtsの煽りによって会場を前後に分けてのシンガロングが沸き起こる。

PEDRO

今フェス唯一の前方エリアが当選した本命PEDRO!

リハからアユニちゃんの声がこの幕張のステージに響き渡る様子に思わず涙腺が緩む。

セットリスト

リハ 自律神経出張中

1.グリーンハイツ
2.吸って、吐いて
3.浪漫
4.人
5.飛んでゆけ
6.魔法
7.春夏秋冬
8.雪の街

【慈】ツアーぶりのPEDROを観れる貴重な機会を無事に手にできて良かった。
しかも前方エリアで。

整番は1100番台にもかかわらず、横にも広さがあるため、ステージとはかなり近い。
非常にありがたい。

人と人の頭のあいだを縫ってうまいことアユニちゃんの姿が終始見れるポジションを確保できた。

これは今日に限ったことでは無いが、『浪漫』『魔法』は微動だにせず、息を呑みながら見入ってしまう不思議な魅力がある。

特に『魔法』はライブハウスなどでは、ミラーボールの演出がされるが、それがなくとも精神は幻想の世界へと誘われる。自然と涙が伝う。

会場が広いからこそ、前方エリアでは心臓に響くゆーまおさんのドラミングがいつも以上に感じられる。

恒例とも言える、締めを飾る『雪の街』では、ひさ子さんのギターを筆頭に会場中に轟音を轟かせる。

一瞬のひとときの中に感じる「永遠」。

そうだ、これこそが私がPEDROを聴く理由なのだ。

ハルカミライ

始まる前から超満員のハルカミライ、リハが始まると同時に圧縮も激しくなる。

それほどまでにフロアを熱くするハルカミライのカリスマ性が光るステージ。

セットリスト

リハ ファイト!! ×2
リハ ファイト!!途中

1.君にしか
2.カントリーロード
3.ファイト!!
4.俺達が呼んでいる
5.フルアイビール
6.春のテーマ
7.Tough to be a Hugh
8.夏のまほろ
9.PEAK’D YELLOW
10.アストロビスタ
11.世界を終わらせて
12.エース
13.To Bring BACK MEMORIES

リハからお馴染みの『ファイト!!』を2連発し、ステージ開始5秒前まで追撃『ファイト!!』というハルカミライらしさ爆発。

出番が始まると共にフロアではリフトが各所で上がり、ボーカル橋本学の煽りもあって、ダイバーまでが続出する。

割と前の辺りにいた私だが、後ろから続々と遊びたい勢が押し寄せる。

橋本というボーカリスト、ハルカミライというアーティストが、いかに彼らにとって「希望」であり、「憧れ」であるかを体現している。

ライブハウスでの激しいパフォーマンスによって培ってきたハルカミライへの信頼。

私自身の突き上げた拳も、気づけばより強く握られていた。

もちろん楽しかったのだが、変なところをケチって荷物を預けずに過ごしているので上着は着ているし荷物もあり、なかなかの灼熱だ。

少しでも前で見たいという気持ちから上手の柵寄りにポジショニングしたものの、ヘトヘトになってしまったため、会場後方へ移動しオーラルの出番を待つことに。

後半戦の追い込みのために、体力を温存しよう。

ステージ正面、ほぼ最後列といってもいい場所に移動してからは風通りもよく、動きやすそうなので、この場所でオーラルを楽しみます。

THE ORAL CIGARETTES

AVESTぶりに再びフェスで観る大本命オーラル!

ワンマンは当たらなすぎてフェスで観れることがありがたすぎるし、このフェスに来ることを選んだ理由の大きなひとつ。

セットリスト

1.Shala la
2.Red Criminal
3.LOVE
4.BUG
5.カンタンナコト
6.BLACK MEMORY
7.狂乱Hey kids!!

リハなしで始めるのが毎度、オーラル式。

お決まりの4つ打ちからすでに会場の一体感ハンパない。

フェスでの披露としては珍しい『Shala la』始まり、序盤に持ってきた『LOVE』もかなり珍しい。

王道に盛り上がりを見せる後半のセトリには、コロナで奇しくも出演が叶わなかったツタロックへのリベンジ心が滲む。

ハルカミライで体力を大幅に使い、最後列ともいえる場所にいたが、初っ端からWODを煽るやまたくによって、一気にフロアの色が変わる。

暴れたくてウズウズしていた観客たちがぞろぞろと後方中央に集まり始める。サークルやツーステ、モッシュ、ヘドバンと思い思いに体を動かす。

そんな彼らを横目に、私は私なりに激しく暴れた!

いや、「遊んだ」が正しい表現だろう。

MCでは、フェスの常連ともなったオーラルは、気づけば出演アーティストのなかでも歴的に上になっていると語る。

トリのフォーリミと親交の深いオーラルだからこそ、最高のフロアのまま、繋ぎたいという気持ちが伝わる。

「ここで盛りあがってもらわないとメンツが立たない」と、なんともやまたくらしい自虐っぽさもありながら、余裕の表情で客席を煽る。

見事な初出演、そして今後も様々なフェスに引っ張りだこであろうオーラルの楽しさは大優勝であり、やはり最高だった。

ライブハウスでのワンマンの倍率からも、その人気ぶりは周知の事実かもしれないが、大きな箱でのワンマンをぜひやってほしいと願う。

今年は泉大津フェニックスでの主催フェス: PARASITE DEJAVU開催をすでに発表している彼ら。

個人的に、「今年は遠征をしない」という努力目標を立てた手前、行かない選択をしたが、やはりオーラル主催、しかも屋外フェスという事実に今でも後ろ髪を引かれてしまう…

(10月の話だが、行くことが決まっている人は楽しんで!)

SiM主催の川崎で行われるDEAD POPには今年初めて通しで行くことが決まっているし、関東圏の夏フェスにも行くつもりなので、これからもオーラルを楽しむ機会があることに心から感謝である。

休憩がてらのフェス飯

麺や おがた

余談だが、オーラルが終わってからあまりの暑さと汗に、一旦涼もうと外へ出る。

そして、昼にはあまりの列に断念した『麺や おがた』に並んで休憩時間とともに念願のラーメンを頂いた。

おがたはバンド好きならご存知の方も多いだろう、フォーリミのギターRYU-TAがプロデュースしているラーメンだ。

1000円という価格、フェス飯であること、ラーメンというジャンル、さまざまな面を総合しても、とても美味しかったし、非常にハイクオリティーだった。

ボリュームも申し分なく、味も魚介を感じる本格的な風味、さらに具材の大きさにも感動した。

クリープハイプ

エリア外のベンチでラーメンを食べながらだが、十分すぎるほどの音漏れのおかげでトイレに行っているとき以外はほとんど聴くことができた。

セットリスト

リハ 社会の窓と同じ構成
リハ 大丈夫
リハ チロルとポルノ

1.君の部屋
2.一生に一度愛してるよ
3.身も蓋もない水槽
4.HE IS MINE
5.火まつり
6.キケンナアソビ
7.栞
8.傷つける

尾崎世界観の気だるさのある独特の歌声がクセになるクリープハイプ。

『HE IS MINE』では、「卑猥すぎる言葉を聞かせて」という前振りから凄まじい声数での「SEXしよう」が幕張メッセに響き渡る。

外の臨時トイレに行ってみると、外はあいにくの雨模様。

駅までの帰り道が嫌だなと憂鬱な気分になりながらも、普段より雨がうっとおしくないのも音楽のチカラだろうか。

とはいえこの雨すら、クリープハイプの世界観にはマッチしているように感じられるから不思議だ。

ラスト曲でようやくステージエリアに入れたが、尾崎ソロのアコースティックでの披露で締め括られ、会場は拍手に包まれる。

04 Limited Sazabys

いよいよツタロック2日間のMASSIVE STAGEトリを務めるフォーリミの出番。

リハ中には

GEN「外、雪降ってるらしいよ」

観客「え~!」

GEN「うっそ~ん!」

と絵に書いたようなおちゃめな嘘をつく遊び心(笑)

セットリスト

リハ kitchen
リハ escape
リハ Cycle

1.swim
2.Warp
3.Garapagos II
4.Now here, No where
5.message
6.fiction
7.Finder
8.Alien
9.Honey
10.Just
<アンコール>
11.midnight cruising
12.monolith
13.Squall

1曲目から『swim』というキラーチューンで早々にピークを作り出したのはいい意味で予想を裏切られた。

「トリは光栄だけど嫌だ」と口を揃えるフォーリミメンバー(笑)

トリを飾って楽屋に戻っても人はいないし、ケータリングも育ち盛りの若手に食い荒らされていると、交友関係の広い彼らの人懐っこさを感じさせるMCだった。

『Finder』では噴射と炎の演出、さらにはレーザーのような照明が会場を縦横無尽に照らしだす。

レーザーの光は水平線にまで届くくらい遥か彼方の未来を照らす、眩しい光のようだった。

本編終了から数秒の暗転後、「アンコールありがとうございます」とセルフで始まるアンコール。

「生まれ変われ」の曲振りから2日間を締めくくる、超満員での『Squall』

朝11:00に会場に到着し、計7組のパフォーマンスを堪能することができた最高の休日となった。

トリを務めたフォーリミの音楽を聴きながら帰路につく。

明日からまた音楽のチカラを借りながら、生活するのだ。

改めて「音楽」はエネルギーであり、生きる糧だと感じるフェスだった。

これからも「音楽」とともに生きていこう。

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