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新宿LOFT PEDROワンマン

PEDRO

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約1ヶ月ぶりのPEDRO

2024年7月24日(水)、SHINJUKU LOFTで行われた「歌舞伎町移転25周年記念のプレミアムワンマンライブ」と題したPEDROワンマンに行ってきました!

このライブは上述の通り、新宿LOFT主催でのライブで、場所が歌舞伎町に移転してから25周年を記念したライブとなっています。

やこはる
やこはる

まさしく歌舞伎町のど真ん中にあるので、田舎者も私はビクビクしながら会場まで歩きました(笑)

天気はめちゃくちゃ快晴で、汗ばみながら会場にゆったり向かうのもまた一興でした!

そもそもアユニ・Dとは?PEDROとは?というところを詳しく知りたい方は、ぜひ先にこちらの記事をご覧ください☆

今回の整番

今回はAグループの364番!

番号の呼び出しに従い、階段を降りながら列に並ぶとすぐにチケット確認とドリンク引き換え用の缶バッチ交換窓口がありました。

階段を2列に分かれて並び、順番がくると窓口のスタッフさんにチケット画面を操作してもらい、600円支払いました。

この新宿LOFTでは現金のみの取り扱いで、地下なので終始電波も入りづらいという環境でした。

新宿LOFTのキャパは調べたところ、約500人ほどであまり良番ではありませんでしたが、なんとかアユニちゃんの姿を肉眼に捉えられそうな段の最前にポジショニングできました。

かなり斜めからだったので、ひさ子さんの姿は見えそうにありませんでしたが、今回は致し方ありません…

電波が入らず、約45分間はほぼ何もできずに立ちっぱで待ちぼうけという感じでした。

でも、今か今かと開演を待ちわびるこの時間すら愛おしくなるから、ライブに行くのは止められないですよね…

セットリスト

SE:還る

1.グリーンハイツ
2.音楽
3.自律神経出張中
4.浪漫
5.ぶきっちょ
6.夏
7.ナイスな方へ
8.飛んでゆけ
9.安眠
10.魔法
11.雪の街
12.清く、正しく
13.万々歳
14.吸って、吐いて
15.余生

《アンコール》
16.人
17.春夏秋冬

ライブの感想

初めての新宿LOFT

箱としての率直な感想としては、柱があったりステージ前が後方に比べて物理的に狭めになっていたりと視界が制限されるところもあるので、整番の良し悪しがステージ全体が見えるかどうかにかなり影響する箱だと思いました。

ただ小箱だからこそのステージとの距離の近さや、地下だからこその天井の低さも雰囲気があってテンション上がりました!(こんなに天井近いの初めて)

PEDROではダイブやリフトはまずないですが、激しめパフォーマンスのバンドだとダイバーは絶対天井に足ぶつけたりするだろうなと考えてしまうのは(職業病ならぬ)ライブキッズ病ですね…

場内BGMが徐々に小さくなり、会場が暗転するとほぼ定刻通りにお馴染みの登場SE『還る』が鳴り響きました。

開幕に『グリーンハイツ』『音楽』という最新アルバムから最近ではPEDROライブの定番となっている2曲を披露し、3曲目には『自律神経出張中』!

3曲目にこのキラーチューンを持ってくるのは、今日のセトリは普段とはひと味違うのではないかという淡い期待を抱かせました。

オタクのみなさんはきっと、PEDROライブのセトリについての最近の議論に関して各々思うことがあると思います。

個人的にはPEDROに限らず、ライブでは色んな曲を聴きたいし、セトリが変わることも大きな楽しみでもあるので、『自分で作った曲を』というこだわりがかっこよく感じたけれど、それ以上に寂しさを感じました。

ライブの回数を減らしてもいいかな…と思ってしまったというのが正直な感想でした。

だけど、ネタバレになってしまいますが、今回のセトリは最近のPEDROのライブの中ではとても好きだったし、嬉しかったし、アユニちゃんの中でなにか考えに変化があったのかな?と思うようなものでした。

やこはる
やこはる

あぁ、今日来ることができて良かった…

詳しくはこのあとさらに語っていきます!(笑)

嬉しいセトリ

続いては『浪漫』という、これまた定番かつ何度でも聴きたい楽曲を披露してくれました!

からのゆーまおさんのドラムでの曲の繋ぎが印象的だった『ぶきっちょ』という流れは、個人的にはなんだか懐かしさが込み上げてきて涙が出そうでした…

そこまで前の楽曲というわけではありませんし、特段久々にやったというわけでもありませんが、初期の『浪漫』から活休前の『ぶきっちょ』というラインナップだけでなぜかとてつもなく嬉しく感じました。

(伝わってほしいこの気持ち)

あとは、会場の作り的なところでいうと、柱に小さなモニターがあってステージ全体を見ることができるようになっていて、ひさ子さんのギターが観たい時にはそこを見るという楽しみ方もできて結果的にポジショニングもよかったかなと思います!

「改めましてPEDROと申します」と挨拶をして、新宿LOFTの移転25周年を祝う。

BiSH時代にもお世話になったという新宿LOFTにこうしてPEDROとして戻ってこれたことを誇りに思うと話していました。

締めにはこれからの熱い夏を楽しもう(的なこと)と言ってくれてからの…

今回のライブの個人的ハイライト『夏』~!!!!

本当に本当にありがとう!!!

久しぶりに生で聴けて本当に嬉しかった!!!

ようやく始まりました我々の夏が!!!

大好きな曲たち

人と比べたらきっと孤独で狭くて

つまらないかもしれないけれど

いざゆけ、真人間よ

『ナイスな方へ』では、大好きな歌詞にやはり今回も心打たれながら聴いていました。

なんだかちゃんとした夢らしい夢もなく、なんとなく大人になって、なんとなく働き始めて、なんとなく続けている毎日。

「このままでいいのだろうか」とか「なんでこうなっちゃんたんだろう」とか考えなくてもいいような迷いや雑念みたいなものにどうしようもなく苛まれる日もあって。

だけど、「それでいいんだよ」って肯定してくれているようで、そんな優しいこの曲が私は大好きです。

ナイスな方へ育ってゆきたいといいつつ、ナイスかどうか決めるのは自分自身なんだと自分自身に言い聞かせながら、我々の背中も押してくれているような気もします。

その後には『飛んでゆけ』『安眠』と愛に満ちた曲が続きました。

この包まれるような音楽性、PEDROでしか感じられない温かな時間は最高です。

そして、私の大大大好きな『魔法』がここで…!!!

これまで私が参戦したPEDROライブの規模では、今回が最も小さな箱でしたが、小箱で聴く『魔法』もこれまた至高。

Zeppクラスではミラーボールの光が会場を照らし、この曲の壮大さと懐の深さを演出していましたが、今回はもう本当にPEDROの音楽を抱きしめたと言いますか…

ギュッと濃密に堪能できたような感覚がありました。

この曲を聴けた日には本当によく眠れる気がします。

この時点でもうすでに最高な一夜になっているので、本当に本当にPEDROの音楽に感謝です。

やこはる
やこはる

アユニちゃん今日も本当にありがとう!!!

愛に満ちたMC

この後にはライブ前日に北海道で彼女が行った国歌斉唱について触れました。

詳しく話すと、前日7月23日(火)にエスコンフィールドHOKKAIDOにて行われたプロ野球のオールスターの試合で、北海道出身アーティストとしてアユニ・Dが国歌斉唱の大役を務めました。

アイドルのオーディションに応募したときには両親に相談はしていなかったと過去のインタビューで話しています。

母の後押しもあり、オーディションを受け、無事に合格したアユニ・D。

上京してからのBiSH時代は多忙だったこともあり、滅多に実家に帰ることもなかったようで、ようやく親孝行ができたのではないかと少し照れくさそうに話していたのが印象的でした。

国歌斉唱が決まったあと、父親は実家で何度も国家斉唱の練習をしていて、そんな様子を母親から何度も聞かされていたようです。(笑)

アユニちゃんのお父様可愛すぎる。

そして、「中居くんも国家斉唱してるから頑張れ!」という斜め上をいく激励を貰ったといい、「どこと比べとんねん」と鋭いツッコミを炸裂させていましたwww

アユニちゃん自身ももちろん何度も練習をしたそうで、「3286回は練習した…それは言い過ぎ?(笑)」とジョークを混じえながらMCをする姿からは安堵感が滲んでいました。

私もXで拡散されていた動画を見ましたが、本当に堂々と歌い上げていたし、何より素晴らしい歌声だったと思いました。

「本当にお疲れ様」というねぎらいと親孝行ができたという彼女への慈しみに満ちた観客からの大きな拍手で会場は包まれました。

一気に加速する世界観

そんな心温まるMCから、「大好きな人と一緒に長生きしたいという思いを込めた曲」と称し、『雪の街』へ。

MCでハートフルな気持ちになってからのこの曲はいつも以上に非常にエモーショナルでしたね…

終盤にかけてのダイナミックかつ激しいアンサンブルの部分では、上述した柱に設置されたモニターが音圧からかピントが合わず徐々にボヤけていて、PEDROのエネルギッシュさをひしひしと感じました。

ライブもいよいよ終盤へ突入し、駆り立てるようなリズミカルなドラムと始まりのギターフレーズから虎視眈々としたカッコよさが溢れ出す『清く、正しく』を披露。

その奥底に燃え上がるようなメラメラとした闘志を感じるメロディとその歌詞のある意味、自分自身への戒めのようにも感じられる不気味さみたいなものも良い。

(ひねくれた解釈をしてしまっている自覚はあります)

なんでしょう、単にストレートに響くというよりは紆余曲折して届く感覚がある、不思議な楽曲です。

続く『万々歳』では、個人的に毎度お馴染みの1番「プールサイドで休むの」と2番「そんな夜許してまともなこと」のあとにくる音ハメを完璧にこなして、1人その気持ちよさに酔いしれる。

そしてサビ終わりの「uh…!」では、アユニちゃんとこの最高な空間をわかち合っているという喜ばしい感覚を味わえて、とても楽しかったです!

さらに『吸って、吐いて』は、数年前の辛い時期を支えてくれた一曲として思い入れの強い曲です。

アユニちゃんが吐き出すとてつもない弱音みたいな、それでいて完全にすべてを諦めるわけではない強かさみたいなものが詰まっていると個人的には思います。

そして、その想いが当時の私には本当に寄り添ってくれていたし、これからもきっと大切な曲であることに変わりはない。

本編ラストには、最近の定番『余生』を披露して、まさに「生」を強く握りしめた時間でした。

あの曲の迫り来る強迫観念とも思えるような、「生きること」への渇望と願いは何度聴いても後ずさりしてしまいそうなほどのチカラが宿っていると思います。

冒頭のアユニちゃんのアカペラ部分と曲の始まりに背景にいる虫の鳴き声、自転車の通るような音。

その要素すべてが夏の夜らしくも思えるし、この日本というと国で四季を楽しんで、心を自由に自分らしく生きたいなと思わせてくれる。

アルバム「赴くままに、胃の向くままに」のラストにこの曲が置かれている意味も、きっと彼女がなにより「生」を楽しみたいという気持ちがあるからなのではないか。

…私たちオタクは、あなたが笑顔で過ごしてくれたら何よりも嬉しいです。

どうかあなたが健やかに伸びやかに生きられますように。

アンコール

アンコールでは『人』と『春夏秋冬』の2曲を歌い上げました。

『人』は長らくアンコールの定番ソングとなっていますが、相変わらずぴょんぴょんと飛び跳ねるアユニちゃんの楽しそうな様子に、こちらまでより楽しくなってしまいます!

やはり生で感じること、自分の目で確かめたことこそが私にとっての正解だなと強く感じたライブでした。

会場を出てからはなんとなくこのまま電車にとって直帰というのは寂しさがあり、目に入ってきたねぎしで牛タンを堪能して帰りました。

やこはる
やこはる

やはりいい夜に飲むコーラは天才的に美味い。

⇓PEDROをもっと知りたいという方にはぜひこちらの記事も合わせて読んでもらえたら嬉しいです…!

⇓ほかにもPEDROのライブレポを書いていますので、ぜひコメントなど頂けると喜びます☆

最高の夏が始まった☆

PEDROの『夏』を聴けたことで本格的に始まった夏をこれから満喫したいと思います!

夏バテしないように、元気ハツラツで過ごしたい気持ち。

次の予定は今週8/4(日)のロッキンです。
8月9月はライブの予定盛りだくさんなので、超絶楽しみです♩

それまでまた毎日ほどほどに頑張ります!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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