※このサイトはアフィリエイト広告を使用しています。
はじめに
ワンマンライブはもちろん、音楽フェスでよく披露される曲もありますので、予習していくとよりマイファスの音楽を楽しめるはず。
これからマイファスを聴くという方の参考になれば嬉しいです!
ご存知の方も多いと思いますが、マイファスことMY FIRST STORYのボーカルHiroは森進一・森昌子を親に持ち、兄は人気ロックバンドONE OK ROCKのTakaという音楽一家の末っ子ちゃん。
そんなHiroの最大の武器はしゃがれ感のあるハイトーンボイスです。
Hiroの歌唱力、そして楽器隊の演奏力の高さに注目して聴いていただけたらと思います。
最近では、大人気アニメ「鬼滅の刃」柱稽古編のOPに起用され、さらに注目を集めています。
6月24日にはアニメの進行に合わせて素晴らしいMVが公開されました!(必見desu☆)
有名曲・代表曲を10曲ご紹介した後にはマイファスの基本情報や歴史などをまとめていますので、「曲を知ってさらにマイファスに興味が沸いた」という方はぜひ続けてご覧ください。
(マイファスの魅力をさらに語った【闇堕ち感×儚さ】がカッコいい神曲10選もぜひ読んでいただけると嬉しいです!)
マイファスの有名曲・代表曲10選
さっそく、MY FIRST STORY、通称マイファスの有名曲・代表曲を10曲に厳選してご紹介!
不可逆リプレイス
アニメ「信長協奏曲」の主題歌として2014年にリリースされて以来、ライブやフェスで必ずと言っていいほど披露されるマイファス定番曲の一つとなっている。
疾走感のあるリズムと英語歌詞が多用されており、マイファスらしいスタイルが詰まった楽曲だ。
また、2022年9月に熊本で行われたWANIMA主催のフェス「1CHANCE FESTIVAL 2022」でMY FIRST STORYがファーストアクトを務めた際に、この曲で兄Takaとステージ上で初共演を果たしたことでもかなり話題になった。
(Hiroと兄Takaの関係はかなりドラマチック…。興味のある方はぜひ以下の記事をご参照ください。)
I’m a mess
2021年に発売されたシングル「告白」のカップリング曲としてリリースされたこの曲。
コロナ禍真っ只中に制作され、コロナという未曽有の災害における漠然とした不安や憂鬱さ、悲痛な心の叫びを映したナンバーとなっている。
しかし、マイナスな感情だけで終わることなく、マイファスらしく葛藤からともに立ち上がろうと聴き手に語りかけるひたむきな歌詞が印象的だ。
マイファスファンの方が作った、アンパンマンのOP映像とこの曲を掛け合わせた動画がTikTok上でバズり、バイラルヒットへと繋がった。
また、多様なアーティストによる一発撮りのパフォーマンス動画で人気のYouTubeチャンネル『THE FIRST TAKE』の2023年6月9日に公開された第328回にメンバー全員で初登場した。
虚言NEUROSE
はたして、この曲のタイトルが初見で分かる人はいるのだろうか。
…正解は「いつわりノイローゼ」!
曲の入りから心掴まれた一曲。後半にHiroのシャウトが聴けるのもありがたすぎる。
Hiroの魅力であるしゃがれ感と高音が美しい歌唱力は言わずもがな、Kid’zが繰り出す力強くクリアなドラムのリズムと楽曲に深みを持たせるベースNobの低音、一気に引き込まれるギターの繊細なメロディーとテクニカルなTeruの演奏。
楽器隊のレベルの高さが本当にマイファスのカッコよさをさらに増幅させている!!
(急なオタク発動ですみません…でもマイファスの音の作り方が本当によすぎる!)
REVIVER
この曲も始まりからやはり楽器隊の作り出す音がカッコよすぎる…
そしてサビに繰り出されるHiroのハイトーンボイスが気持ちよすぎる楽曲。
屋外フェスで青空のもと聴く「REVIVER」の爽快感と楽しさは格別だ。
スマートフォンゲーム『オルタンシア・サーガ -蒼の騎士団-』第三部主題歌になっており、日本テレビ系「スッキリ!!」の6月テーマソングとしても使用された。
君のいない夜を越えて
2017年にリリースされた、テレビドラマ&舞台連動企画「御茶ノ水ロック」プロジェクトの主題歌である。
『御茶ノ水ロック』はロックバンドを題材にすれ違う兄弟の関係を描いた青春ストーリーであり、まさにこの兄弟が題材では…?と思わずにはいられない。
また、ファンの間では兄Takaが唯一Hiroに向けて作った曲:「Right by your side」に対するアンサーソングと言われている。
今まで散々啀み合って憎み合って
妬み合ってきたけど、
いつか必ず同じ場所で一緒に歌おう
といった約束だけは今までどんな時も
一度だって忘れたことなんてないからいつもひとりぼっちのときを消せた
作詞:Hiro,作曲:Sho, 2017年 MYFIRSTSTORYの『君のいない夜を越えて』
思い出の場所に大事なものがあるから
僕がずっとずっと言いたかった言葉は
「本当にありがとう」
MONSTER
またまた入りの音からとてつもなくカッコいい一曲。
しかもHiroの魅力の一つであるミックスボイスのラップが聴けちゃうし、ライブではサビ前のコールアンドレスポンスとサビの盛り上がりがとにかく楽しくてひたすらジャンピング~!!
体が自然と動いてしまうようなノリやすさからライブやフェスでも非常に盛り上がる曲である。
後半に緩やかな演奏部分を作ることで、リズムに緩急があり、その後のHiroの激しい英語ラップのカッコよさを際立たせている。
Missing You
ギターのSho(現在はサポートメンバーとしてマイファスを支えている)や、ドラムのMasack(現在はヨルシカのサポートメンバーを中心に活動)が抜け、ドラムにKid’zを迎えた現体制で初めてのアルバムである『ANTITHESE(アンチテーゼ)』に収録されているこちらの楽曲。
ライブでも何度も披露されており、メンバーの入れ替わりという紆余曲折を経て新たなフェーズへと突入したマイファスの定番曲の一つ。
切なさを感じさせるような寂しげなHiroの歌い方と、それとは相反してサビにかけて駆け抜けるようなメロディーラインもマイファスらしい曲構成となっている。
英語歌詞の和訳からSho・Masackの2人に向けて作られた曲では?と考察しているファンも。
ここではあえて日本語訳は載せませんが、興味が沸いた方はぜひ歌詞にも注目して聴いてみてください。
ALONE
来ました、楽器隊が作り出す圧倒的音の重厚感と一度聴くと忘れられない中毒性。
そして初っ端からライブやフェスで盛り上がるコールアンドレスポンス~!
会場が一体となる激しいヘドバン。
学校法人・専門学校HALのCMタイアップソングとして起用されていたので、サビに聞き覚えがあるなんて人も多いかもしれません。
この曲は2015年8月5日にリリースされ、その後10月9日にマイファスの作詞作曲を担当するギターのShoがライブ活動の休止を発表した。
ファンの中には、歌詞の和訳や意味を考えると自分自身を鼓舞する曲のように思えるため、Shoが活動休止を決意するまでの葛藤が表現されているのではないかと考察する者もいる。
炎が噴き出る演出とShoの鮮やかなギター回しが記憶に残るMVには、活動休止前のギターShoを含めたメンバー5人の姿があり、貴重な映像として今でもファンから愛されている。
モノクロエフェクター
2014年リリースの『虚言NEUROSE』に収録されており、長年セットリスト入りしているこちら。
この曲はロックバンドのライブに行ったことのある人ならわかるでしょう、曲に合わせてツーステップ(通称ツーステ)やヘドバンが行われる楽曲です。
ツーステとは反復横跳びのような動きを繰り返すことを指します。
ただ、個人的には音楽の楽しみ方は人それぞれなので、したい人はすればいいし、しない人はしない人で好きなように楽しめればそれでいいと思います。
きっと音楽は心で楽しんで体は動かさないなんて人もいますしね。
正直なところ、私はツーステできないので体でノるだけです。(笑)
HOME
Hiroが家族への思いを歌った特別な曲である。
これまで披露されたのは、2回行った日本武道館公演と2023年11月14日に東京ドームで行ったワンオクとの【VS】公演のみという非常にレアな楽曲。
しかも、1回目の武道館で初披露の際には感情が高まるあまりHiroは泣いてしまい、ほとんど歌うことができなかった。
こうしたエピソードがさらにマイファスの歴史をドラマチックなものにしている。
Hiroそしてマイファスの歴史を語るうえで決して外すことのできない名曲であり、ファンの中にも特別な感情を抱いている人が多い名曲である。
公式による【VS】開催の発表に先立って、YouTubeチャンネル『THE FIRST TAKE』では2023年6月21日に「HOME」が公開された。(その後、7/10に【VS】開催が正式発表された。)
それまでライブでは2回のみ、まともに歌うことができたのは1回のみというマイファスの伝説ともいえるこの曲を、このタイミングで、しかも『THE FIRST TAKE』で観ることができるとは…と感じた公開当時の衝撃は忘れられない。
【VS】公演ではマイファスのラストナンバーとして、私自身、初めて生で聴くことができてイントロから大号泣…
さらに2023年12月には、マイファスとして初の試みである12か月連続リリースの有終の美を飾る楽曲として、東京ドームでのライブ音源が公開された。
ファンにとっては本当にありがたすぎる音源…
(マイファスの魅力をさらに語った【闇堕ち感×儚さ】がカッコいい神曲10選もぜひ読んでいただけると嬉しいです!)
(Hiroにとって兄Takaや家族の存在がどういうものであるかを知りたい方はぜひこちらを)
(そんな特殊な関係性を持つ兄弟が初めて行った特別なライブの様子はぜひこちらを)
MY FIRST STORY とは
ここまでマイファスの有名曲・人気曲10選を見て、さらにマイファスについて知りたいと思ってもらえる人が一人でもいたら嬉しく思います。
ここからはマイファスの基本情報や歴史などについて語っていきたいと思います。
メンバー
- ボーカル Hiro
本名:森内 寛樹(もりうち ひろき)
誕生日:1994年1月25日
身長:158cm
出身:東京都
血液型:A型
経歴:森進一・森昌子元夫妻の三男、長男Takaは人気ロックバンドONE OK ROCKのボーカル。メンバー最年少。 - ギター Teru
本名:西澤照貴(にしざわ てるき)
誕生日:1992年5月28日
出身:神奈川県
経歴:中学生の時に組んだバンドにもう1人ギターがいたため、中学生の間はベースを弾いていたが、高校進学後に入った軽音部では反対にベースがいたため今度はギターを弾くことに。
高校に入ってから本格的にギターを始めたにもかかわらず、高校生の時のイベントでベストギタリスト賞を受賞している。 - ベース Nob
本名:加藤 伸明(かとう のぶあき)
誕生日:1984年10月14日
出身:埼玉県
経歴:メンバーの中ではいじられキャラのイメージ強い。その様子が収められた「虚言NOBROSE」や未公開映像を収めた「虚言NOBROSE SPECIAL」もリリースされている。
サウンドクリエイターユニットのZiNGのメンバーとしても活動中。 - ドラム Kid’z
本名:佐々木 翔平(ささき しょうへい)
誕生日:1992年7月27日
経歴:2016年3月にMY FIRST STORYに加入する以前は同レーベルに所属するバンドLOTHのドラム。LOTHは2015年11月に解散。
2024年1月1日には入籍したことを報告した新婚さん。
- ギター Sho(無期限活動休止中)
本名:土屋 翔(つちや しょう)
誕生日:1984年3月28日
経歴:家庭の事情により、2015年末をもって無期限活動休止。
2019年2月、ファンクラブ限定ツアーである「STORYTELLER TOUR 2019」で限定復活。
マイファスの曲は全てShoの作詞作曲で、活動休止してからも作詞作曲は継続。 - ドラム Masack(2016年3月3日脱退)
誕生日:1988年1月3日
経歴:現在はUtopia LeagueのDr.&Cho、ヨルシカのサポートメンバーとして活動中。
マイファスメンバーとは未だに交流があるよう。
マイファス結成の流れとバンド名
2011年8月、fromusの楽器隊であるSho、Nob、MasackがHiro、Teruを招く形で結成された。
彼らはPTPことロックバンド「Pay money To my Pain」のライブ会場で出会う。
「MY FIRST STORY」というバンド名はそのPTPのボーカル:Kが名付け親である。
はじめは所属の「INTACT RECORDS」レーベル期待のアーティストということで、「intact records」という名前を提案するも、バンドのメンバーは首を縦に振らなかった。
次にKは「MY FAST STORY」と提案したが、「FAST」という言葉が生き急いでるように感じられるという理由で「MY FIRST STORY」になった。
そんなKは、非常に残念なことに2012年12月30日、31歳という若さで心不全で亡くなっている。
1年後の2013年12月30日をもってPTPは活動休止となった。
Kという存在
ボーカルのHiroは特にKのことを慕っており、2021年7月16日放送回の音楽番組「MUSIC BLOOD」に出演した際には後半はグループにとって恩人であるKとの思い出の話を披露している。
当時、両親に森進一・森昌子、兄にワンオクボーカルのTakaを持つHiro率いるMY FIRST STORYに対して、バッシングを浴びせられることもあった。
そんなMY FIRST STORYの心の支えになったのがKだった。
Hiroは、「そんな時にKが『あいつらはあいつらのペースでやってけばいいだろう』と。」
「『あいつらこっからだから、今お前らがそんなこと言うべきじゃない』みたいなのを他のバンドだったり関係者の人にずっと言ってくれてて。
そこからなんか割と、そういう声みたいなものも僕らに対してなくなってきて、すごいやりやすく、一番最初に切り開いてくれたのがKだったんですよね」とKへの感謝を口にした。
Kへの想いを形にした楽曲『Someday』が作られたり、Kの命日付近にPTPの楽曲『Weight of my pride』をカバー、SNSで彼への思いを語ったりと彼らにとってKがどれだけ大切な存在であることが分かる。
ファンの呼称
「STORY TELLER(ストーリー テラー)」、略して「ストテラ」と呼ばれている。
また、マイファスの公式ファンクラブも同様の名前である。
余談:12か月連続リリース
前述のとおり、2023年には大きな挑戦としてマイファス初の12ヵ月連続配信リリースが実施されました。
- 第1弾:「二十億光年の恋」
…2023/01/31 リリース - 第2弾:「Listen」
…2023/02/27 リリース - 第3弾:「ハルジオン」
…2023/03/30 リリース - 第4弾:「アンビシャス」
…2023/04/28 リリース - 第5弾:「東京ミッドナイト」
…2023/05/31 リリース - 第6弾:「あいるびーばっくfeat Hiro from MY FIRST STORY」
…2023/06/20 リリース - 第7弾:「メリーゴーランド」
…2023/07/31 リリース - 第8弾:「CRAZY BEAUTIFUL NIGHT」
…2023/08/31 リリース - 第9弾:「i dont wanna be」
…2023/09/30 リリース - 第10弾:「蜃気楼」
…2023/10/30 リリース - 第11弾:「Ashen」
…2023/11/30 リリース - 第12弾:「Boyfriend」
…2023/12/22 リリース - 第13弾:「HOME~2023.11.14 VS at TOKYO DOME ver.~」
…2023/12/31 リリース
余談ではありますが、この中からいくつかピックアップして楽曲をご紹介したいと思います。
東京ミッドナイト
第5弾として発表された、今時な感じのオシャレさとマイファスらしいノリやすいリズミカルさがクセになるセンチメンタルなロックナンバー。
愛を求めて「夜の東京」という煌びやかで妖艶な街に飛び込むが、なにをしても満たされない心をどうにか納得させようと自分に言い聞かせているような切なさが魅力的です。
メリーゴーランド
12ヶ月連続リリースの第7弾となるこちらの楽曲は、曲の始まりからオシャレかつ、サビは特に耳に残るメロディーで、激しさとかっこよさが筆者は大好き。
ラップ部分に散りばめられている兄Takaへのメラメラと燃えるような闘争心に、聴いていてとても胸が熱くなる。
i dont wanna be
ラストに紹介したいのが、第10弾としてリリースされた「i dont wanna be」。
また、偉大過ぎる兄と比べられてきたHiroだからこそ、自分色の生き方や音楽を作っていきたいという確固たる思いが感じられる歌詞がとてもカッコいい。
作詞作曲をHiroが手がけており、何度も「i don’t wanna be」とシャウトする部分は特に印象的です。
また、サビ前には少ししっとりと歌い上げることで、サビの疾走感が際立っている。
おわりに
最後に、現在でも手に入れることができる、数少ない映像作品をいくつかご紹介します。
楽曲にハマり、マイファスのこともたくさん知ったあとはやはり、ライブ映像を観たくなりますよね。
2018年 横浜アリーナ
延べ35,000人を動員した「MY FIRST STORY S・S・S TOUR 2018」。
そのファイナル公演横浜アリーナ2daysのアンコール除く本編が全収録されている。
2019年 さいたまスーパーアリーナ
2019年8月から始まった【MY FIRST STORY TOUR 2019】は全14都市17箇所ライブハウス、ホール、アリーナ(神戸ワールド記念公演SOLD OUT)と続き、18,000人SOLD OUTとなったツアーファイナルのさいたまスーパーアリーナ。
熱狂のうちに幕を閉じた、さいたまスーパーアリーナのライブを大ボリュームで収録。
ドキュメンタリー映画
2016年6月からスタートした47都道府県ツアー、ツアーファイナルの日本武道館ライブへの長期密着取材が行われた。
その圧巻のライブ・パフォーマンスはもちろん、ツアーの舞台裏や膨大な記録映像で彼らの5年間の軌跡を描き出すマイファス初のドキュメンタリー映画(DVD)。
最後まで見ていただけた方、本当にありがとうございました。
ほかにもいろんな記事やライブレポ書いてますので、ぜひ読んでいただけたら嬉しいです…!
コメント